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平素より大変お世話になっております。

営業の岡崎です。

真夏のピークが去り、涼しくなってきたと思ったらまた台風がやってきますね。

今回の台風は本州に直撃の予報なのでとても心配です。

さて、この時期の需要が跳ね上がる「UPS(無停電電源装置)」特集、

今回は第4回UPSの選び方をご紹介します。

UPSを選ぶ際の手順

一口にUPSといっても、その種類は様々。

適切なUPSを選ぶための手順を簡単にご紹介します。

①接続する機器の消費電力を確認する

まずは、接続したい機器ごとの消費電力を調べて合計値を出します。

このとき、消費電力は通常値ではなく最大値で計算します。

後付けで増設した機器も忘れずに計算に入れましょう。

接続する機器の消費電力の合計の1.2~1.3倍程度がUPSに求められる性能です。

②メーカー提供の計算ツールで稼働時間を決める

次に、接続機器を稼働させる時間の目安を決めます。

例えば、「緊急時の数分間で安全にシャットダウンするために使用する」のと

「停電中の数時間も業務を止めないために使用する」のでは費用が

大きく違ってきます。

目安の時間が決まったら①で算出した消費電力の合計値と合わせて

UPSのバッテリー容量と照らし合わせ、適した機種を探します。

多くのUPSメーカーはWebサイト上に計算ツールを用意しているので、

これらを使用して条件にに合ったUPSを手軽に見つけるとよいでしょう。

<参考>UPS選定ツール/オムロン

③給電方法を選ぶ

UPSの給電方式でよく使用されるのはラインインタラクティブ方式と

常時商用方式です。

違いは様々ありますが、少ない消費電力で停電時のみの使用だったら

常時商用方式、それに加えて電圧を安定させる機能が必要なら

ラインインタラクティブ方式をお勧めします。

価格帯はプラスアルファの機能がついているラインインタラクティブ方式の

方が少し高価な傾向があります。

④出力波形を選ぶ

USPの出力波形には「正弦波」と「矩形波」の2種類に分かれます。

現在多くのPCやNASは矩形波に対応していない電源を採用しているため、

PCやNASを接続する際は正弦波のUPSを選んだ方が安全でしょう。

以上、4回に渡ってUPSの概要から選定方法までご紹介しました。

災害大国日本で暮らしていく以上、いつ起こってもおかしくない

地震・津波・台風・落雷——。

いざという時に大切なお客様情報や重要なデータを守る、

無停電装置の導入をご検討の際には是非弊社までご相談ください。