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平素より大変お世話になっております。

営業の岡崎です。

まずはこの度の台風10号による被害に遭われた地域・世帯の皆様に

心よりお見舞い申し上げます。

いち早くの復旧、普段通りの生活ができますよう心から願っております。

さて、台風による急な停電でも大活躍する「UPS(無停電電源装置)」特集、

今回は第3回UPSに繋いではいけない機器をご紹介します。

UPSに接続してはいけない機械

前回の記事を読んでいただいた方は、UPSに優先的に繋ぐべき機器は

ファイルを保存を実行する機器ということをご理解されていると思います。

今回はその逆、繋いではいけない・繋ぐ優先度が低い機器をご紹介します。

①レーザープリンター

レーザープリンターは消費電力がインクジェットプリンタなどと比べて

桁違いに高く、1000Wを超える大電流が断続的に流れ続けます。

このことからUPSの故障に繋がる可能性があるとして、

多くのメーカーから接続NGリストに入れられています。

コピー機や冷蔵庫、電気ヒーターなども同様の理由で接続は

避けた方が良いでしょう。

②エアコン・扇風機

UPSの方式にもよりますがエアコン・扇風機は基本的には

接続することを想定していない機器です。

想定外の機器を無理にUPSに接続すると、機器本体はもちろんのこと

UPS側も故障につながる可能性があります。

③通信機器

固定電話やFAXなど、利用の際に電力とは別に通信回線等を必要とする機器は

たとえUPSで電力が供給できたとしても回線そのものが遮断されていれば

使用できない可能性があります。

特に災害の際は、電話回線の途絶が考えられます。

工事等の影響による停電の際に一時的に接続するという使い方は

できるでしょうが、常時接続するには優先度が低いでしょう。

UPSのメーカーはQ&Aや表などで対応外の機器や接続してはいけない機器を

公表しているところが多いので、購入の際にはしっかりとチェックしておいた

方が良いでしょう。

では、UPSを選ぶ際はどのような点に注目すればよいのでしょうか?

次回は第4回「UPSの選び方」をご紹介します。